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書籍での紹介【欽山のビオトープ造園】

欽山の「ホタルのためのビオトープ造園」が
アジアにおけるビジネス事例を研究・紹介する、
The Asian Business Centerにて取り上げられ、同センターより出版された
Exploring Best Practices in the Hospitality Industry in Asia
という書籍で紹介されました。

 

ホタル本1

 

欽山、有馬温泉、日本 ホタルのためのビオトープ造園

 

■宿泊施設■
欽山は、日本旅館の伝統を汲むクラシック・スタイルな宿泊施設で、
日本最古の温泉地である有馬にあります。

 

■背景・目的■
この旅館が重視していることは、茶の湯の心で表される
繊細なおもてなしをお客様にお届けすることです。
ゆえに、旅館の雰囲気は「詫び」(簡潔さと静けさの美)と
「寂び」(寂しさと静寂さの美)に満ちています。
お客様は温泉や季節の微妙な移ろいを楽しまれるために来館されます。

 

あるお客様が欽山の庭でホタルを鑑賞できたらすばらしい、
とおっしゃられたことがきっかけで、常務取締役の小山嘉昭氏は
庭園でホタルを飼育する可能性を考え始めました。
当地域のホタルの飛ぶ時期は6月初め頃から中頃ですが、
この時期はちょうど客室稼働率のオフシーズンにあたります。
ホタル鑑賞が旅館の新たな吸引力となり、
この時期の客室稼働率が改善される可能性がありました。

 

ホタル本2

 

■実践事例■
欽山の経営陣は、ホタルを飼育・繁殖できる良質な環境の保全、
再生、造成のために、庭園をビオトープ型に改修しました。
庭園での夜間のホタル鑑賞が独特の雰囲気を
醸し出すことができたため、その環境の維持に努めました。
客室稼働率が低調であった時期がホタルの飛ぶ時期と重なったおかげで、
今では多くのお客様がホタルを求めて旅館を訪れるようになりました。

 

■実践経緯■
小山氏はホタルの飼育について徹底的な調査をしました。
小山氏は造園業者や自然保護協会
(欽山のある兵庫県の自然保護協会)とも相談しました。
新しい知識を得て、小山氏は2001年4月に旅館の庭園の改修に着手しました。
ホタルの飼育のために人工河川の護岸および他の改修工事が行われました。

 

最初の年、2001年には数匹が交尾し産卵しました。
水路では卵が孵化し、幼虫となり、サナギに成長しました。
羽化し成虫となったホタルは庭園内で過ごすことがわかりました。
欽山ではそれ以来毎年ホタルを鑑賞することができ、その数は年々増えています。
欽山はビオトープ型庭園の造成に成功し、
ホタルに適した生息地となりました。

 

■成果■
旅館の経営面ではホタルがオフシーズンをオンシーズンに変えました。
6月初旬頃から中頃にかけて、夜空に乱舞するホタルを鑑賞するために
多くのお客様が欽山へいらっしゃるようになりました。
ビオトープ型庭園造成以来、ホタルは欽山の呼び物となりました。

 

■考察■
欽山の庭園がたまたまホタルの飼育に理想的な環境にあったため、
比較的低コストで成功できました。

しかしながら小山氏は次のように強調します。

『今後、自然環境の変化に遭遇することがあるでしょう。
もしホタルが何らかの影響で生育しなかったら、
ホタル鑑賞を目的に来館されたお客様を
結果的に裏切ることになるなどのリスクがあると思います。
しかし、もっとも大切なことは、まず行動を起こすことです。
ホタルの飼育はお客様の一言を実現しようと行動を起こした結果だったからです。』

 

ホタル本3

 

 

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