板場便り

人日の節句には七草粥を食べて無病息災を願おう!

『せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ』
毎年1月7日には春の七草が彩る「七草粥」を食べる風習がありますよね。

 

早春にいち早く芽吹く七草は、強くたくましい生命力。
その力で邪気を祓い、1年の無病息災を祈るようになったと言われています★

春の七草にはそれぞれ特別な意味も込められているのをご存知ですか?

●芹(セリ)
鉄分が多いセリは『勝負に“競り”勝つ』力強さを持っています。

●ナズナ
ぺんぺん草とも呼ばれるナズナは三味線のバチの形。
バチを使って『汚れをはらう』綺麗好き★

●ゴギョウ
漢字で書くと”御形”。『仏様』の姿を表す縁起物。

●ハコベラ
1本の茎にたくさんの葉がつくハコベラは『子孫繁栄』の象徴!
ミネラルも豊富で栄養満点☆

●ホトケノザ
葉の形が『仏様がゆったりと座る』蓮座の様な姿から
その名が付いたホトケノザ。
私たちの胃を優しく癒してくれる救世主!

●スズナ
私たちの良く知っている食物繊維豊富な野菜「蕪」の葉っぱ。
鈴菜(すずな)で神様を呼ぶ『”鈴”が”鳴”る』!?

●スズシロ
寒い冬に甘みがます「大根」としておなじみ!
白く清らかで『穢れのない純白さ』の中に消化を助ける
様々な効能が隠されています☆

七草粥

 

欽山でも「七草粥」をご用意しました!

栄養が偏りがちなお正月。健康への願いが詰まった「七草粥」で労りましょう♪

Written by Web担 うえだ @欽山