1月15日の小正月には小豆粥で厄払い
1月15日は小正月。
関西では、小正月に小豆粥を食べるという風習があり、
1年間の邪気を払い、無病息災で過ごせるとしています。
かの有名な紀貫之『土左日記』には、
“承平7年(935年)の1月15日(小正月)の朝に「あづきがゆ」を食した”
という記述があることから、実に1080年以上前から
この食習慣があったということになります。
古くから、小豆の赤には神秘な力があり、
魔除けや汚れ払いなどに多く用いられてきました。
今日でも祝い事があると赤飯を炊きますが、
これも同じ風習から生まれたことから、
小豆はハレの日(めでたい日)の食べ物とされてきました。
神秘的な意味合いだけでなく、
小豆を食すことでビタミン等の栄養を補い、
健康を維持・向上する効果もあります。
小豆粥を食べて、今年の無病息災を祈りましょう!
Information by Web担ゆあさ@欽山