篠山の「負けきらい」神社!
有馬温泉を少し離れ、
三田から舞鶴若狭自動車道で丹南篠山口まで
車で1時間ほどと一般道を少し走ると到着するのが
篠山にある『王地山平左衛門稲荷神社』、
通称「負けきらい神社」といいます。
![]()
なんだか幻想的な赤い鳥居の続く階段を上ると
土俵の上に平左衛門稲荷神社が祀られています。
この神社にはこのような話が語り継がれているそうです。
篠山藩主青山忠裕公が老中であった文政年間の頃、
毎年春と夏に将軍上覧の大相撲が催されていた。
ところが、いつも篠山藩のお抱え力士たちは負けてばかりであった。
しかしある年の春場所のこと、
篠山から来たという8名の力士と行司1名、頭取1名の
一行10名が現れ、土俵に上がると連戦連勝してしまった。
「負けきらい」のお殿様は大変喜んで、
その者達に褒美をやろうとされたがどこにもいない。
後で調べてみると、なんと全員が領内のお稲荷さんの名前だった。
そこで、それぞれに幟や絵馬などを奉納して感謝したという
今ではは招福除災・商売繁盛勝利守護・合格祈願の神として
広く信仰されているそうです。
![]()
散策道も整備されていて、
山頂からは篠山ののどかな風景が一望できました。
これからの季節は空気が澄みわたり
とても気持ちがいいと思います。
欽山に宿泊後、篠山観光をお考えの皆様には、
都会の喧騒や賑やかな街から離れて
自然を満喫できる、おススメの観光スポットです!
Photo and Written by web担やまさき@欽山
Update by web担さわだ@欽山